診察室奥の防音効果の高い聴力検査ボックスで、訓練を受けた当院職員が行
います。現在行っている主な検査は、標準純音聴力検査とティンパノメトリーの
2種類です。標準純音聴力検査は気導、骨導(人の聴力はこの二つの成分で
評価する)それぞれ正常耳(または聞こえの良い方の耳)から異常耳(または
聞こえの悪い方の耳)の順に行います。患者さんは検査耳で音が聞こえている
間中ボタンを押し続ける操作を繰り返すので、検査方法が理解できない5歳以下
の幼児にはできません。ティンパノメトリーは外耳道からイヤホーンのような器具
を通して圧をかけ、その圧に対する反応を波としてグラフに表すもので鼓膜や
耳小骨(鼓膜の奥にある音を伝える小さい骨)の動きを評価でき、幼児でも
容易に検査できます。この2種類の検査を組み合わせることによって、
患者さんの訴えられる症状は難聴なのか、難聴だとすれば正常と比べてどの
程度悪いのか、耳の中のどこの部位が障害されている難聴なのかを調べること
ができます。所要時間は標準純音聴力検査が5〜10分、ティンパノメトリーが
数十秒です。検査結果は前述のレントゲン検査と同じコンピューターと連動して
おり、検査後すぐに診察台横のモニターで患者さんご自身がご覧になれます。
ご希望の方には検査結果のコピーも差し上げております。
また適正な補聴器装着に有用な語音明瞭度検査(言葉の聞き取り検査)や
自記オージオメトリーなどの精密聴力検査は予約にて適時行っております。
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